常に何かに悩んでいる30代男のブログ

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私がベンチャーで一年近く働いて感じた、こんな人は駄馬なのかもしれない9のリスト(自戒を込めて)

広尾にあるベンチャーで働いている♂です。

 

今日は遅く帰ってきて、寝る前に少し最近感じたことをそのまま書こうと思います。

 

ベンチャーで働き始めて1年弱が経過した訳ですが、いろんなタイプの同僚がいて。。

 その中で、下記の記事を思い出しました。

 

blog.goo.ne.jp

昨日、紹介した「僕は君たちに武器を配りたい」のなかに、面白い話があったので、紹介しよう。

 

 紀元前1500年ごろの中国に、馬を見分ける名人「伯楽」という人がいた。

 

 今でも人を見る目を持った人のことを「名伯楽」と呼ぶ。

 

 彼は一日に百里を走る馬をたちどころに見分けられたという。

 

 その評判を聞いた人々が、自分も馬の見分け方を知りたいとやってきて、伯楽に教えを乞うことがよくあった。

 

 その時に伯楽は、自分の嫌いな客と好きな客で、教えることを分けていた。

 

 嫌いな客には名馬の見分け方を教え、好きな客には駄馬を見分ける方法を教えていたという。

 

 私はここのところを読んで、少し止まってしまった。

 

 「なんで?」と

 

 理由はこうである。
 
 世の中にめったに名馬はいない。それより駄馬のほうが多い。だから、めったに存在しない名馬の見分け方より、駄馬の見分け方のほうが役に立つのである。

 

 本当の駄馬だけをふるい落とし、そこそこの馬をうまく使いこなしたほうが、実際的なのである。 

 これは会社経営をしようとしている人間にも、当てはまる。本当に優秀な人は少ない。そして、本当に優秀なら自分で起業してしまうだろう。
 だから、本当にダメな人間をふるい落とし、そこそこの人間をうまく使いこなしたほうがうまくいく。
要するに、人の使い方なのである。

 

now.ameba.jp

 〜【名伯楽は気に入った生徒に名馬の見抜き方ではなく、駄馬の見抜き方を教えた】〜

 

名伯楽じゃないですが、私がベンチャーで一年近く働いて感じた、こんな人は駄馬なのかもしれない9のリスト(自戒を込めて。。)

 

 
①勉強する気がない人(プロ意識、当事者意識の低い人)

一緒に働くならプロ意識が高くて、自分が関わっているという当事者意識が強く、足りない知識があると感じたときには諦めるのではなく勉強してくれる人がいいですよね。

ベンチャーで働いていると仕事の線引きが明確でないシーンがとても多いです。

そんなときに自分の領域ではないと拒否するのではなく、新しいことに挑戦することこそベンチャーの醍醐味だぜ。くらいのメンタルがあると本人にとっても会社にとってもいいと思いますね。


②体力がない人(心身ともに安定していない人)

ベンチャーは基本的に常に人員が少ない状態だと思います。

資金繰りも大企業ほど安定してできる訳ではないため、投資にも慎重だと思います。

何年も赤字経営が続くということもザラです。そんな状態であるため、潤沢な人員が望める訳でもなく、常にマルチタスクというのが一般的なんじゃないかなと思います。(他社がどんな感じかわかりませんが。。)

ですので、必然的に労働時間は長くなります。病は気からといいますが、気分は体力に依存するところが大きいと思います。

そのため、ベンチャーで働くには体力、気力が充実した人がいいと思いますね。


③地頭が悪い人(反射神経が鈍い人)

ベンチャーでは決まった仕事というのは基本無いと思った方が良いと思います。

そのため、どんなタスクがいきなり振られるか分かりませんし(というかタスクが必要になるか。受け身な姿勢ではやっていけない。)、必要な業務が出てきた場合は限られた人員でスピード感を持って対応する必要があります。

そんな中、状況の把握が遅かったり、反応が鈍い場合は周りの変化に付いていけなくなります。

やはり、そういった周りの変化に柔軟に素早く対応できる反射神経のある人がベンチャーには向いていると思いますね。

 


④責任感の無い人(リーダーの経験が無い人)

 上記に何度も出てきますが、ベンチャーでは限られた人員で新しい事業に挑戦しなくてはなりません。限られたリソースですので、タスクの割り振りで、したことが無い仕事が割り振られる可能性も非常に高いです。そのときにしたことないからできませんではなく、責任を持ってやり通せる人がいいですね。

⑤見た目が悪い人

 見た目が良いにこしたことは無いと思います。ベンチャーでは舐められたり、相対先企業に迷惑をかけてしまう機会が多々あります。そんなときにはハッタリでは無いですが、見た目で得をするよう努力する必要があると思います。

見た目は変えられませんが、雰囲気は変えられますので、そういった努力は必要だと思います。

⑥運が悪い人

自分は運がいいと思っている人の方がいいですよね。

引き寄せの法則じゃないですけど、絶対に成功するとイメージできているような人と一緒に働きたいです。


⑦暗い人(後ろ向きな人)

明るく前向きな人と働きたいですね。

ベンチャーは労働時間も長く、赤字経営が続きます。(他社はどうか分かりませんが。。)そんな状況の中で暗くなるタイミングもあると思います。

ただ、暗くいるのも明るくいるのも自分の意思でコントロールできるので、そこは明るくいれるようにコントロールしたいですよね。


⑧意地が悪い人(公平でない人、矮小な人、ずるい人)

大企業であれば採用する人、すでに社員として在籍している人は有名大学で固められていると思いますが、ベンチャーはそうでないケースが多いと思います。

問題になるのは、古参社員と新規社員での能力に差があるケースです。

新規社員の方が優秀な場合、権力の抗争が起きるケースもあります。

そんな時は徒党を組んで出る杭を潰すようなかたちにせず、うまく仕事をまわせるような心の広い人が沢山いた方がいいですよね。

個人的に優秀でない人の方が意地の悪い場合が多い気がします。


⑨勇気の無い人(言わなくてはならないことを言えない人)

上司や古参社員が間違っているなと思ったときに間違っているとキチンと言える人の方がいいですよね。こういう場合は大概古参の方が間違っているケースが多いと思われます。そんなときにキチンと訂正してもらい風穴をガツンと空けられる人でないと潰されてしまいます。

 

色々書かせてもらいましたが、あくまで自戒を込めてということなので、、、

私自身、勉強する気があって、体力気力が充実しており、頭がよく切れ、責任感のある、格好よく、運が良い、明るく、誠実な勇気のある社員として働けるよう精進したいと思います。

 

では。

 

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