常に何かに悩んでいる30代男のブログ

キーワード:仕事。電子工作。ゴルフ100切り(未達成)。空手。など。20代後半からブログを始めて30代になりました。その辺の人が暇なときにどんなことをしているか、何を考えているかなど参考になれば。

気が弱い人であることのススメ

広尾にあるベンチャーで働いている♂です。 

  

世の中では気が弱い人であると損をするとか理不尽を押し付けられるとかいうイメージが強いんじゃないかと思います。確かに会社において、「気が弱い人」でいると他の人の仕事を引き受けてしまったり、雑用をやらされて残業をさせられたりと余り良い思いをしないこともあるかと思います。

しかし、私は「気が弱い人」は最終的に一番出世する人なのではないかと思うのです。

今日は会社で「気が弱い人であること」をオススメする記事を書きたいと思います。

 

早くに昇進する人って気が強かったり、自信がある人だというイメージがあるかもしれません。確かに声が大きくて堂々としている人は上司の目につきやすいため昇進しやすいかもしれません。しかし、気が弱く様々な雑用仕事を押し付けられてきた人の方が経験している仕事の裾野が広く、手を動かしてきた経験もあるため具体的な指示ができたりするものなのです。

その強みを認識したときの「気が弱い人」の強さは最初から気が強かった人よりも遥かに強いものになっていると思います。

  

私自身、「気が弱い人」であると自認していたのですが、そんな私でも社会人5年目ともなると昇進の一つ二つはあるもので、チームのサブリーダーやリーダーをやらせてもらう機会、はたまたプロジェクトリーダーをやらせてもらう機会にも恵まれてきました。

過去を振り返り、「気が弱い人」はこんな風に強さを獲得して昇進していくと思う。。を書いてみました。

 

目次

 

これ俺の仕事?

仕事はいろんなパターンでやってくる。上司からコレ簡単な仕事だからとかうまいこと言われてり、忙しい人からサッと終わる仕事だからやっといてと頼まれたりと仕事を引き受ける時があると思う。断れなくて仕方なく仕事を引き受けるのだが、これが昇進の始まりとなる。

簡単な仕事であれば、自分でサッとできるものだが、突発的に押し付けられる仕事というのは大概サッとできないから振られるものなのである。

 

とりあえず受けてみたものの、内容をよく見てみると結構重いなこれ、うん、無理や。

と返そうとしたものの、一回引き受けたのだからやってくれと押し切られてしまうことが多いだろう。一人、ひーこら言いながら残業をしているそばで依頼者がお先にと帰ってしまうことがどれくらいあっただろうか。

これ俺の仕事ちゃうやろと思いながらも断れず、怒られないように一生懸命取り組むことが昇進の始まりとなるのだ。

 

あー何コレ、誰も知らん仕事やん。

一人、残業をしながら分かる人にアドバイスを求めようとするが、誰も自部署に分かる人がいない。あ、これアカンやつやな。とか思いながら仕事をするのである。

グーグル先生や過去のエビデンスを見ながら格闘するのである。

ここで自分が知らない間に他の社員が知らない知識が蓄えられていくのである。

 

しんど、何で他の部署との折衝せなアカンの。

誰も知らない仕事を押し付けられて、調べながら独力で解決することを続けていると他部署と連携する必要がある仕事も押し付けられることも増えてくるだろう。

そこで、渋々引き受けて他部署と折衝しながら仕事を進めていくのである。

他部署からしてみれば仕事を増やす面倒なやつと見られることも多いだろう。

しかし、怒られたくない一心から、被害者づらをしながらうまいこと巻き込んでいくのである。

 

仕事のスケールが上がってしんどくなってくる。

他部署との仕事は関係者が多くなり、仕事のスケールが上がっていく。

自分が管理できる範囲も広がっており、他部署とのスケジュールを引いて全てを管理できるようになっていく。上司に報告するスタイルも結果だけ報告するスタイルに変わっていく。

 

これ、上長要らんやん。

自部署に一番詳しく、他部署との連携もできるようになってくるとマジで仕事が一気に集中する。他部署や他社からは直接連絡がくるようになる。上司を通り越して。

こうなるとタスクは上司の管理を超えて溢れかえることになる。

このタイミングが一番辛かったり、苦しいタイミングだと思う。

 

一人でこなすの無理やん?

全部の仕事が自分に集中し、上司の管理も超えている状態。

スーパーパニックタイムの到来だ。

一人で仕事をするのは厳しい、人を付けてもらわないと回らない。

気弱な俺やが、よし上司に言ったろ。

 

好きな事言ったろ。これで通らんかったらこの会社見限るわ。

このタイミングで初めて上司に話をする決心をする。

上司も俺がしている仕事が分からないし、辞められたら困る状態となっている。

このタイミングになると上司は話を聞かざるを得ない状態となっているため  、何でも言っていいと思う。

 

少しは楽になったで。。

上司に直訴した結果、部下が何人かついたあなたは少しずつ自分の仕事を振るようになる。仕事を振ることや、人を動かすことの難しさを感じながら、自分の時間が取れるようになってくる。

ここまでくるとサブリーダーやリーダーのポジションに付く事になる。

 

結果として昇進しているわけだ。給料も、自分に対する自信も上がって、「気が弱い人」を脱していることだろう。

 

   

「気が弱い人」って雑用や辛い仕事を押し付けられて、その場その場では損しているなとか感じることもあると思うんですよ。でも、成長できるときって楽なルーティン的な仕事をしているときではなく、辛い仕事をしているときや苦しい仕事をしているときだったりするんですよね。辛い仕事を乗り越えた先に成長や昇進があると思うとそういった仕事を乗り越えられると思いませんか?

 

最近、久しぶりに仕事辛いなって思う事があったから過去の昇進を思い出して記事にしてみました笑

そろそろ抜擢や昇進があるぞって感じてます笑

 

では。